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ブランディングとブランド戦略小規模事業のコンサルタント、BMC代表岩崎仁について初めての方へ(あなたにブランド構築が必要な4つの理由)ブランディング導入の意味とコンサルティングメニュー毎月3社限定!BMCのお試しブランドコンサルティングについて。


【ブランディングコラム集バックナンバー】



◆コラム:「なぜあなたにブランドが必要なのか?」



(3)ブランドを構築することでどんなメリットがもたらされるのか?

「ブランドを構築することによって良いことがある」ということはほとんどの人がおぼろげながらにも理解していることと思います。しかし、それを具体的に理解す ることができていないから「ブランドを作ろう!」と一時は思ってもそれが長続きすることはありません。

また、会社全体でブランド構築を目指すと言っても、 企業はそれに平行して日々忙しい日常業務に終われるため、長期的な視点に立って物事を考えることが出来る社員はなかなか増えてこないかもしれません。

ブランドを構築することは決して簡単なことではありません。社長一人だけが息巻いているだけでは何も変わらないかもしれません。しかし、そこで諦めてしまっては、本当に何も変えることはできません。あなたの会社が本当に変わらなくてはならないのであれば、半年、1年かけて死ぬ気でブランド構築に時間を費やす覚悟を決めてください。

(近年、「ブランド構築は簡単にできるもの」と考える風潮が一部でありますが、「覚悟」の無い中途半端なブランディングを結果としてお客様が認めてくれるはずがありません。「覚悟」の無いブランディングで「本物のブランド」が生まれるはずがありません。ブランド構築の本質的な重要性や正しい構築の仕方等を世の 中にしっかりと啓蒙していくことが私達の使命であると心から感じながら過ごす毎日です。)

さて、少し話がそれてしまいましたが、ここで述べるのは「ブランドのメリット」についてです。他社のブランド戦略にどのようなメリットあるのかわかりませんので、ここでは「BMCのブランド構築コンサルティングを受けられた場合にクライアント企業が得ることができるメリット」という観点でいくつか例を挙げてみることに致します。


※広告費・顧客獲得コストの削減

広告を打たなくても口コミやマスコミによる報道で自然と新規客が増えていくようになる。既存客はあなたの商売を本当に理解・共感し、憧れを持って接してくれるようになり、積極的に売り込まなくとも継続的に商品を買ってくれるようになる。


※価格競争の脱却

ライバルとの安売り競争に巻き込まれることが無くなる。商品に付加価値が生まれ、高い利益率を生む商品を提供していくことができるようになる。


※質の高いビジネスパートナーとの協力関係の創出 すでにブランドを築いている質の高いビジネスパートナーと協力関係が生まれやすく、新商品開発や新市場への販路開拓など、ビジネスに新しい可能性を見出すことができる。


※新規商品・新規市場開拓が容易になる

新商品開発や新規事業展開の際、すでに自社にブランドがあればそのシナジー効果により参入障壁が低くなる。既存客に新商品を売るのも、既存商品を新市場に投入するのも比較的円滑に行えるようになる。(逆に自社が展開する既存事業への障壁を高くすることもできる)


※従業員の忠誠心・やる気の向上

従業員がブランドのある自社で働くことを誇りに思えるようになる(社長自身にも言えることである)。やりがいが上がれば仕事の能率がアップし、お客からの支持も高めることができる。


※雇用対策の改善

社会における自社の高感度が高まることにより、優秀な社員を雇用することできるようになる。


※家庭内環境の改善

周囲に自慢できる社会的価値の高い仕事をしていることで、一家の大黒柱としての評価が高まる。ブランド化により事業が成長することで、家族に生活の心配をさせることが無い。


※危機管理対策

ブランドを構築した企業は、今度は必然的にそれをいかに管理していくかの重要性に気づくことでしょう。企業の社会的責任、法令順守が話題となる中、万が一の時のために、正しい行動を取れるよう事前に準備することの重要性を理解し対策をいっておくことで、自社のブランド価値を守るどころかそれをさらに高めることも可能になる。


※IR・M&A対策

有形資産以上の価値を作り上げることができる。それによりM&A対策になり、逆に高い価値を持った事業を売ることで多大な利益を得ることも可能である。



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(ちょっと一言)

「ブランドはBtoC企業のためのではないか?」という認識が多いが実はそうではありません。BoB企業がブランドを構築できれば、市場においてもともと強い 販路と影響力を持っている企業との協力関係を築くこともできます。一度作り上げられたブランドは強いブランドを持つ他者と協力することでさらに強さを増す ことができるはずです。

私 個人的な意見としては、BtoC企業よりも商品の購買意思決定が多数の担当者によって組織的に行われることが多いBtoB企業のほうが、営業活動においてブランドを構築することにより得られる恩得大きいと感じています。

企業が外注先を選ぶ基準というのは、企業体が大きくなればなるほど「いかに優れた企業を選ぶか」から「いかにリスクを低くするか」に移っていきます。つまり、あなたが大企業と取引を始めたいと思っているのであれば、まずブランドが無ければ相手にされないということです。

合見積もり等による値下げ圧力が当たり前の中、ブランドを構築することでその影響を全く受けことなく受注が決まるようになる ことは営業担当者にとっては夢のような素晴らしい話でしょう。

また、特に採用という面において言えば、BtoC企業への入社を希望する学生が多い中、BtoB企業の方がブランド構築による魅力作りが急務とされている企 業は多いはずです。(ただ、BtoB企業はBtoBtoC企業です末端には消費者が存在するという認識を常に持っておかなければブランドは成り立ちません。)

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などなど、ブランド化した企業にはとかく「可能性」一気に広がります。利点を挙げればきりがありません。「ブランドを構築する」という経営目標をひとつ定めるだけで、単に「売上げ」ということにとどまらず様々な分野で様々なことが改善していく可能性があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

ブランドを構築することを経営の最終目的とするだけでこれだけのことが改善されることに気付いている企業は幸か不幸か(?)まだそんなに多くはありません。ブランドの大切さを広く知っていただきたい私にとっては非常に残念なことですが、この文章をお読みに なられているあなたにとっては、ライバルに差をつけることができるこの上ないチャンスです。

なぜなら、ブランド構築の重要性を理解したあなたは、すでにブランド構築への一歩を歩んでいることになるのですから。



●すでにブランドは全ての会社に無くてはならない存在になっている。

これからの時代企業が生き残るためには自社のブランド化が急務です。しかし…先にも述べたとおり、多くの企業においてそのことはあまり理解されてはおりません。ブランドの大切さはおろか、目先の利益を盲目的に追いかけ続けることで長期的な利益を損ねてしまいかねない危険性に気づいている人はそう多くはありません。

たとえブランドの必要性に気づいていたとしてもブランドの正しい構築の仕方について知っている企業はとても少ないのが事実です。 本当に素晴らしい想いを持って素晴らしい商品を扱っていても、本当にものを売っていくことに長けた会社でも、それだけの能力では決して乗り切ることができない時代が到来しています。

そんな時代の中でも「商売とお客様に対する素晴らしい想いを持った企業が適正に評価され発展していくことで、より良い日本を作り上げること。」それがBMCの使命のひとつです。これをお読みの方々一人ひとりの行動がいずれきっと日本を動かす大きな力となることを信じて、ブランド構築の本質とその大切さをこれからもお伝えしていきたいと思います。





 

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